ミコノス島旅行記猫島




22/02/05

今日から4泊5日で瀬戸内海の猫島のロケハンに出発する。
久しぶりの国内ロケ。6.7年前の西日本ロケ以来だ。


実家の豊橋から13時13分発のこだまに乗車、名古屋乗換でまずは小倉へ。
のぞみのコンセントのある席を予約したのだがノートPCを開いたとたんWiFiカードを忘れたことに気付いた。
マア宿泊するホテルは全てネットに繋がるから何とか成るのだが
新幹線道中で明後日のホテルを探そうと思っていたのでそれが出来なくなった。


16時57分に小倉到着。初めて訪れる街だ。
駅から3分のコンフォートホテル小倉にチェックイン。朝食付きで5,300円。
部屋はさすがに東京のビジネスと比べると広い。ネットもWiFiだ。


駅で明日のチケットを購入。明日は日豊線で宇佐まで行きそこからバスで国東半島の伊美港へ。
さらに船で最初の島、姫島へと渡る。
夕食は食べログで探しておいた回転寿司「京寿司」へ。
繁華街にあるカウンターのみの京寿司を迷った末に何とか見つける

回転寿司 京寿司
天然ヒラメ360円. 地タコ240円 しまあじ360円. トリ貝480円


・・・何というか・・・小倉まで来て・・・入る店ではない。。。
カッパ寿司と同程度。ビールと焼酎飲んで2,700円。激しく残念だった。

ホテルに戻って明日泊まる徳山のホテルをチェックして21時過ぎに就寝。



22/02/05

4時起床。
日記を書いたりシャワー浴びて、今日行く姫島情報を調べていたら
朝食の開始時間6:30を忘れてしまい、慌てて出発準備。

速攻で朝食食べて駅へ行き、7:15発のソニック1号大分行きに乗り込んだ。
この時間、通勤客で自由席はほぼ満席。何とか席を見つけて8:04、宇佐駅に到着。
8:35発のバスで国東半島の伊美港へ。客は三人。
約1時間後に伊美港に到着。料金は1200円。
10:10発の小型フェリーで姫島へ。島までは片道約30分で料金550円。


姫島は思っていたより大きな島で左右に山が立ち並び、そのセンターが住居地区となっている。
駐車場には車やバイク、自転車がたくさん置かれてある。本土への通勤客がかなり多いのだろう。


ターミナルを過ぎて民家の建ち並ぶ通りに移動。
昨日の寿司が良くなかったのか下痢気味だったので雑貨店兼薬局に入る。

三人のおっさん、おばさんが何やら話している。
おばさんにビオフェルミンが欲しいと告げると無い、代わりに大正製薬の下痢止めが良いぞ、と勧められる。
値段は1200円だと言われて、「高けぇー」と思ったが「それで良いです」と答える。
おばさん、すぐ飲むだろうと言われて、甘茶を用意してくれた。有り難い。
首から下げたビデオカメラを見て「蝶々、撮りに来たんか?」と問われて「いや、猫なんですよ」と答える。
他のおっさん達も含めて驚かれる。「まあー、世の中にはいろんな人がいるもんだ」とか何とか。
「この島、猫居ますか?」と問うと、おっさん「いるいる、一杯いる。持って帰ってくれ。邪魔だ」
どうもおっさん達にとって猫は居なくなって欲しい存在のよう。
物好きが餌やるから増えて困る、蹴飛ばしてやりたい、とか何とか・・・。

その後島をくまなく歩きまわるが、猫は合計5匹ほどしか出会えなかった。
昼食はかのやで車海老の塩焼き定食1300円。丸かじり出来てとても美味しかった。


姫島は瀬戸内海の出口である関門海峡に近い島として今回訪れたわけだが
猫はあまり見かけなかったし、何より島民との関係がよろしくないようである。

14:20のフェリーで伊美港へ戻り接続したバスで宇佐駅へ。
ソニック号で小倉経由して徳山に着いたのが17:40

今夜のホテルは亀の井ホテル一泊4300円朝食付き。さすがに部屋は狭い。


夕食は駅弁にしようと思って探したが見つからない。後で分かったことだが徳山の駅弁屋は廃業したらしい。
スーパーで水とビールを買って駅前の吉野家牛丼を持ち帰り。280円になっての初牛丼。

明日は山口の祝島へ行くのだが滞在時間6時間の予定をしていた。
しかし今日のように猫がいるかいないか、また猫が島民の生活にどう関わっているかが
肝心なので2時間くらい滞在すればほぼ判明するだろうと思う。
なので早めの船で戻るようにスケジュールを変更した。
そのため予約していた岩国のホテルをキャンセル、福山のホテルを新たに予約した。

まずは猫がたくさんいて島民と良好な関係をもった島を見つけるのが先決なのだと実感したのであった。




22/02/05

4時半過ぎに起床。
今日もいい天気。このロケハンは天候だけは恵まれそうだ。
7時に朝食。品数は少ないが4300円の宿泊料金を考えれば十分。
吉野家の朝定食よりは豪勢な朝食だ。


8:20にホテルをチェックアウト。8:40の電車で30分後に柳井港駅へ到着。
徒歩3分の港に移動、祝島までの片道チケット1530円を購入する。
客は5.6人、9:30出航、島までは1時間10分。
途中4箇所くらいに立ち寄って島に降りたのは10数人。


祝島は周防灘と伊予灘の間に位置していて、古くは万葉集にも登場した島。
島の対岸に建設が予定されている上関原子力発電所に島民の9割が反対で、
反原発の島としてドキュメンタリー映画にもなっており、その筋では有名な島だ。
昨日の姫島と比べると面積は半分程度で住居地区は一箇所に集中している。
石垣が並んだその風景は趣がある。


まずは海岸沿いを歩いてみる。猫のおしっこの臭がするので堤防の上に上がってみると・・・、
居た居た、テトラポットの日陰に黒猫が寝ていた。近寄っても逃げようとしない。
更に行くと2匹のクロとトラと遭遇。いい調子だ。


集落の端まで来たので山沿いに建ち並ぶ家の細い路地に入る。
サビ猫が舌を出して寝ている。さらに行くとまた一匹。
カメラ向けると向こうから近寄ってきて足元にまとわり付く。
さらに坂を登ったところに寝ていた白黒猫もにゃーにゃー鳴いて近寄ってきた。


ここまでフレンドリーな猫はギリシャ以外ではお目にかかれない。
しばらく戯れているとオジサンが登場、この猫の飼い主だそうだ。
生まれた時から放し飼いをしていて人間に怒られたことがないから誰彼かまわず愛想が良いようだ。


オジサンによると海岸沿いにはま野良が何匹かいて
漁を終えた漁師たちが与える魚で食い繋いでいるそうだ。
朝になると野良たちが現れて船が帰ってくるのをじっと待っているとか。
これは良い。この島は撮影しよう。

その後、グルリと回ってみたが猫数匹と遭遇したのみ。
帰りの船は12:30。早めの昼食を取ることにする。
島内に飲食店はネットで調べた限りは2軒。1軒は事前予約が必要なので残った喫茶軽食のお店「わた家」へ入る。

祝島うどん500円、カレー550円、日替わりランチが700円。
藤村志保似の女将さんにランチを注文。鶏そぼろの親子丼と味噌汁、大根と梅干しのサラダ。


味噌汁の中には魚のつみれがはいっていてとても美味。そぼろは味付けが薄く美味しかった。
この島は有機農法でも有名で、お店も地産地消の自然食がポリシーのようだ。

12:30出航の船で祝島を後にする。
もう少し滞在したかったがこのくらい、心残りがあるくらいが一番良いのだろう。


13:20過ぎに柳井港に戻り、そこから徳山で新幹線こだまに乗換、16時過ぎに福山駅に到着。
ここも初めて降りる街だ。ホテルは徒歩3分のリッチモンドホテル福山


朝食付きの8000円。昨日が貧しかったので今日は少し上のグレードにした。
チェックインするとシングル予約だったがツインにしてくれた。素晴らしい。
さすがに部屋は広くてWiFiも繋がり快適快適。
2011年に出来た新しいホテルなのでトイレは流すのも全て自動だ。


まずはホテル内に備え付けられたコインランドリーで洗濯をする。洗剤込みで400円。
洗っている間にホテルのビル地下のスーパーで晩飯を調達。
太刀魚塩焼き、フキの煮物、小松菜のおひたし、イカのリング上げ、それとビール。
太刀は硬くて美味しくなかったが他はまあまあ。


明日は岡山県の真鍋島へ。
「瀬戸内少年野球団」のロケ地になった島。
21時就寝。




22/02/05

5時起床。
広いバスタブで風呂に入り6:30過ぎに朝食へ。
さすがに昨日のホテルとは違って内容は充実している。
徳山名物のあなご飯を食べてみるが今ひとつだった。
宿泊客も前夜のホテルは遠征試合に来た大学生とかが多かったが
このホテルは白髪の目立つ管理職のサラリーマンとかがほとんどだ。


チェックアウトして8:27の電車で笠岡へ。徒歩10分で港の発着場へ到着。
真鍋島まで1時間10分、船賃は1710円。船は高速艇で途中笠岡諸島と呼ばれる三つの島を経由する。


真鍋島は笠岡港から約31kmにある島。年間を通して霜のおりない温暖な気候で、
島名は、真南辺の島、つまり備中国小田郡の南端にある島という意味で、後に真鍋の字をあてたと考えられ、
中四国沿岸部に多い真鍋姓の発祥地でもある。
 平安時代末期に藤原氏の一族が水軍の根拠地を置いて真鍋氏を名乗り、全盛期には付近の島々を支配下に治めていた。
 港には石積みの堤防があり、のどかな漁村の佇まいを残している島として、1977年の映画『獄門島』、
1984年の映画『瀬戸内少年野球団』のロケ地となった。

10時前には真鍋島に到着。さっそく船のチケット売り場に猫を発見。首輪をしているので飼い猫だろう。
その向かいに日陰で寝そべる白黒猫を発見。気持ちよさそうに寝入っている。
港通りを歩き出すと白猫と遭遇。こちらは野良らしくなかなか距離を縮められない。


港の端まで来たので今度は一本裏道に入って戻ることにする。
何匹か猫と遭遇した。港通りに出る路地で猫達が寝そべっている。
餌をもらえるのだろうか?しばらく待ってみたが動きがないようなので別の場所へ。

映画「瀬戸内少年野球団」に使われて小学校へ行ってみる。
今現在も学校として使われているのが驚き。近辺には猫は見つけられなかった。


港に戻るとさっきの猫達が少し場所を移動して寝そべっていた。
ここら周辺はどうもこいつらの、昼寝の場所のよう。
こいつら触ろうとすると後ずさり、なかなか触らせてくれない。慣れれば大丈夫だと思うが。


フェリーの待合室に座ったオジサンに「どっから来た」と声が掛かる。
随分ぶっきらぼうな喋り方で驚く。喧嘩腰、風に聞こえた。
しかし会話してみると普通のオジサンだった。
猫撮りにわざわざ来たというと、最近はそういう客が多い、とか。

昼になったがこの島は食堂がない。あるのだが完全予約制らしい。
なので昨日の残ったおにぎりを一個食べる。

食後にまた歩きまわる。オバサンが日陰で涼んで居た。挨拶すると「どっから来た?」とまた声が掛かる。
岡山弁?、の訛りがきつく、よく聞き取れないのだが猫は昔から多いそうだ。
私ら猫なんてどこが良いんだかわからないが観光客には人気らしい。
お寺の近くにもイッパイ居ると教えてくれたので行ってみたのだが見つからなかった

戻りの船は13:20なのでもう一つの岩坪地区と呼ばれる港へ。
徒歩20分で小さな港に到着。猫は二匹遭遇したのみ。
今日は日差しが強いので猫は涼しい所で寝ているのだろう。


戻って帰りの船のチケットを買う。
チケット売りの女性に「猫撮りにきたんでしょ」と言われる。
さすが小さな町なのでアッという間に伝わるのだろう。
何か北海道から猫を見に泊まりできた家族が居たそうな。
高校生の娘がバシャバシャ写真撮って
フェリーの出港時間が来ても猫から離れようとしなくて大変だったとか。

13:20の船で笠岡に戻る。
腹が減っていたので駅近くのセルフ讃岐うどんを食べる。500円。美味しかった。
14:47の山陽本線で岡山まで。そして快速マリンライナーで高松に17時前に到着。

今夜のホテルは「ホテル・ワカバ」で一泊4700円朝食付き。
部屋は狭いがWiFiが繋がる。朝食は珍しく部屋まで持ってきてくれる。


フロントに聞いて飲み屋街へ行く。アーケード街があるようなので
安酒場で一杯とも思ったが偶然に、ざるうどん発祥の店と言われる川福本店を見つける。
メニュー見ると「ほろよいセット」1600円がある。これでいいかもと店内へ。


写真の通り豪勢でそれぞれが美味い。カツオ叩き、蛍烏賊、なめこ、しょうゆ豆。
寿司を食った時点でお腹いっぱい。さらにざるうどんが出てきてこれがうまい。
ほろよいセットでなくほろよい満腹セットに変えたほうがよさそうだ。

満足して途中のスーパーで酒を仕入れてホテルへ戻る。
昨日今日と収穫大だ。明日は男木島・女木島へとフェリーでなくヨットで渡ることになっている。
大学の時のクラブの先輩が高松在住で、なんと明日は自分のヨットを出航させて
島を巡ってもらえるのだ。有り難い。9時過ぎには就寝。




22/02/05

5時起床。風呂に入って7時にドアがノックされて朝食が運ばれてくる。
クロワッサン、具だくさんトマトスープ、サラダ、デザートと珈琲のセット。
久しぶりのパン食。これがすこぶる美味しい。パンは焼きたてでサクサク。デサートは冷え冷えだ。
このホテルはスペース的な理由でこのような形態になっているのだろうが
わざわざ食堂階まで降り、場合によっては並んで朝食をチョイスする
普通の朝食付きと比べるとはるかに楽ちんだ。


チェックアウトして8:20に大学の先輩・中山船長の迎えの車に乗り込む。
5、6年振りだろうか。ますます貫禄がついてきたように思える。
昼飯用に高松駅で駅弁を購入後、マリーナに到着、係留してあるヨットに乗り込み出航。


天気は快晴、本日は風もなく絶好のヨット日和。
最初の寄港地、女木島まで約30分、瀬戸内海の島のことや海のことを色々聞く。

やがて最初の島、女木島に到着。
ビデオカメラとデジカメだけの軽装で歩き出す。


女木島は男木島と合わせて雌雄島(しゆうじま)を成す島だ。
休校となっている小学校の近くで猫の集団と遭遇。総数は10匹くらいか。
人懐っこくニャーニャー鳴いて寄って来る。
そばの廃屋が多分ねぐらで誰か定期的に餌を与えているのだろう。
その後も路地の所々で猫と遭遇。女木島は猫は少ないと聞いていたのだがイヤイヤどうして。


それなりに収穫あって次の男木島に出航。
すぐ隣の島だからアッという間に到着した。


男木島は猫が多い島として有名。
期待して歩きまわるのだが・・・・・まったく猫を見かけない。
ぐるりと回って男木漁港に到着、港前の住宅の庭に二匹の猫がいた。飼い猫のようだ。
取って返して今度は山寄りの路地を歩き出す。
善玉神社の下辺りに寝そべる猫の集団を発見。6匹くらい寝そべっている。
撮影し出すと気付いた猫の一匹が寄ってきた。こいつらも警戒心無く飼い猫のようだ。


昼近くになり一旦ボートに戻って昼食。あなご弁当とフグ弁当。
駅弁HP用に写真を撮ってから食事。味は今ひとつ・・・。フグはまあ元々淡白な味てはあるが・・・。


食後にもう一度回ってみるが一匹を見つけたのみ。
13:30に高松へ向かって帰路につく。
印象としては男木より女木の方が猫が多かった。

中山船長に勧められたしょうゆ豆を土産に買って14:40発のマリンライナーに乗車。
17:16、5,6年振りに大阪駅に到着。なんかすごく様子変わっていて驚く。
ずっと人の少ないのんびりした島で過ごしてきたので人混みの中で窒息しそうになる。
何とか地下鉄谷町線の東梅田に到着、
上本町で下車して今日のホテル、ダイワロイネットホテル大阪上本町にチェックイン。
朝食なしの一泊6700円で部屋は綺麗でそれなりに広くて満足。


その後、今夜会う大学時代の後輩、野村くんに連絡して南森町で待ち合わせ。
一時間後に兼田くんと合流、美味しい焼き鳥屋で23時過ぎまで歓談。
とても公表できないような爆弾話もあり楽しい一夜となった。


翌日は東梅田から大阪駅までの乗換を回避することにして
大学以来30数年振りに乗る近鉄特急で名古屋経由で豊橋まで帰った。

また近いうちに島のロケハンをしたいものだ。







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